ステッカーシート

ステッカーシートとは

数枚のステッカーが1枚のシートに並んでいます

ステッカーシート2
ステッカーシート1

数枚のステッカーを切り離さずに1枚のシートとして並べたものを「ステッカーシート」としました。家庭用プリンター用紙のラベルシールのようになります。

大型のインクジェットプリンターで印刷してからフィルムに切れ目を入れ、数枚ならんだ形で断裁しして作成します。

デザインが異なってもOK、全体のシートのサイズも自由

オーダーメイドですので、内容・サイズの異なるステッカーを1枚のシートにまとめることができます。

また、シート全体の大きさも自由です。お薦めはA5〜A4サイズ程度で、取り扱いやすく、保管もしやすいようです。

貼付けや在庫管理の作業性が向上します

大量のステッカーを貼らねばならない場合、ステッカーが1枚ずつ切り離されているよりも、1シートに数枚ずつまとまっている方が通常は作業効率向上します。

例えば、100個の製品にステッカーを貼っていく場合、1枚ずつ切り離されていると100枚のステッカーを箱や袋にいれて貼っていくことになります。1枚1枚、箱や袋から取り出さねばなりませんし、裏紙も散らばり、後片付けが大変です。

ステッカーシートなら、ステッカーをいちいち取り出すことなく貼っていけますし、貼った後の不要となった裏紙もシートごとにしか出ません。但し、貼り付け位置に正確さを要求される場合は、1枚ずつ切り離されている方が容易です。

また、数量チェックもステッカーシートの方が手間がかかりません。切り離されたステッカーだと1枚ずつ数えねばなりませんが、ステッカーシートならシートの枚数を数えて1シートあたりの枚数をかければ全体の枚数が算出されます。1シートに10枚まとまっているのであれば数量チェックの手間は単純に考えて1/10に短縮されます。

貼り忘れを防げます

オーダーメイドステッカーですので、ご要望にあわせて色々なステッカー組み合わせることができます。例えば、1つの製品に数種類のコーションラベルを貼らねばならない場合、1台に必要なコーションラベルを1シートにまとめておけば、貼り忘れを防止できますし、貼り付けの作業効率も向上します。

大判のインクジェットプリンターで印刷します

大判プリンター2
大判プリンター1

印刷は大判のインクジェットプリンターを用います。家庭用のものと基本は同じですが、大きさとインクが違います。プリンタの大きさは右の写真から想像いただけるかと思います。出力の最大幅は1300mm程度、長さは10m超も可能です。

通常はラミネートフィルムで保護します

使用するインクは、屋外耐候性・耐水性は有するものの、擦過性や耐薬品性はあまりありません。フィルムに印刷しただけですと、貼り付け時にこすれてインクが剥がれたり、貼ってから汚れを落とすのにアルコールを使ったりするとインクが溶け出したりします。通常は印刷してから透明のラミネートフィルムをかけて印刷面を保護します。

また、ラミネートフィルムにはUV(紫外線)カット材を配合している「UVカットラミ」もあります。「UVカットラミ」であれば紫外線をカットしますので、屋外耐候性がアップします。ラミなしだと目立った色あせが生じるまで3年程度ですが、UVカットラミをかければ5年程度に延びます。

切り離したステッカーもあります

1枚ずつ切り離した「プリントステッカー(形状カット)」等もあります。

特徴・留意点

グラデーションや写真入りも可能です

インクジェットプリンターで印刷して作成しますので、グラデーション入りや写真入りのステッカーも作成できます。プリンタの解像度も高く、写真の状態がよければきれいに仕上がります。

価格は安くできる

プリントしてからフィルムに切れ目を入れるという手間がかかるものの、1枚ずつ切り離すという手間が軽減され、枚数チェックも容易ですので、ステッカー1枚あたりの単価は、4種類のステッカーの中で最も安くなる場合もあります。

プリンタの再現域内なら、色数は数万色以上

カッティングステッカーの場合、色数はフィルムメーカーの生産する色に限られますが、プリント系のステッカーならプリンタの色の再現域内にはなりますが、グラフィックスソフトで「CMYK」等の割合を自由に組み合わせて色の設定が可能です。C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)の4つを5%刻みで組み合わせるとしても20×20×20×20=16万色になります。

(グラフィックスソフトは最低0.01%刻みで色の設定が可能ですが、2%以下の違いは目視では識別困難になってきます。)

鮮やかな色も再現域を拡大

色数は無限といえますが、数色のインクを混ぜて色をつくるため、濁ってしまいます。絵の具をまぜて色をつくるのと同じです。

鮮やかな色は苦手でしたが、弊社では、鮮やかなオレンジのインクを使用できるプリンターを使用しますので、色の差再現域はかなり広がっています。パーソナルユーズのプリンターでは出せない鮮やかなオレンジも可能です。

カッティングステッカーの場合は、鮮やかな色の色材(顔料)を使用できまので鮮やかな色のフィルムもあります。

DICやPantoneでの色指示にも対応

DICやPantone、その他、日塗工の見本帳やBUS車体色、マンセルブックも備えています。

鮮やかな色は苦手ですが、オレンジのインクを使えるプリンタを使用して、多くの色相で彩度は10〜12は出せます。10RP〜5R辺りの青よりの濃いピンク等、CMYの3色混合となる場合は彩度8〜10辺りになるようです。

こんな用途でお使いください

貼り付けの作業性が要求される場合

ステッカーシートなら、貼り付けの作業性が向上します。ステッカーを1枚ずつピックアップする必要がなく、貼った後の裏紙も散らばらず、在庫の数量チェックも容易です。大量のステッカーを貼らねばならない場合はステッカーシートをご検討ください。

コーションラベル

コーションラベルはステッカーシートがお薦めです。1台の機械に数種類のコーションラベルを貼らねばならない場合、ステッカーシートなら1台に必要なラベルを1枚にまとめることができます。

作業効率が上がるだけでなく、貼り忘れを防止できます。

ノベルティに

ロゴマークをノベルティにして配布すれば、企業や製品のイメージをお客様に広めていただけます。ステッカーシートなら数種類のステッカーを1枚にまとめて手軽に配布することができます。

使用するフィルム

通常は白色の大判のフィルムに印刷します

プリント系のステッカーは通常、インクジェット用に製造されたフィルムに印刷して作成します。インクジェット用のフィルムはインクの付着性も考慮して製造されています。

カッティング用のフィルムでもインクが付着すればプリントステッカーに使用できます。背景が黄色のコーションラベルを作成する場合、白地のフィルムに背景の黄色も印刷するのではなく、黄色のカッティング用フィルムに文字等だけを印刷する等、裏技的に使っています。

汎用ベースフィルムで5種類

プリント系用の一般的なフィルムで次の5種類をご用意しています。詳しくは「材料と特性」や「汎用ベースフィルム」をご覧ください。

耐候性 接着力 易施工性 再剥離 曲面 備考
プレミアム 屋外約5〜6年 強粘着 3次
ハイグレード 屋外約5年 強粘着 2〜3次
スタンダード 屋外3〜5年 強粘着 2次
エコノミー 屋外約3年 強粘着 × × 2次
再剥離 屋外3〜5年 弱粘着 × 2次

最適なフィルムを選択

用途等をお聞かせいただければ最も適したフィルムにて作成いたします。特にご指示がなければスタンダードで作成いたします。

こんなフィルムもあります

汎用ベースフィルムほか、次のようなフィルムもあります。詳しくは「各種フィルム」をご覧ください。

フィルム以外の材料

ラミネートフィルム

プリントステッカーは通常、印刷面を保護するため、透明のラミネートフィルムを前面に貼り付けます。UVカット材入りのツヤありとツヤ消しを常備しております。UVカットなしももちろんご利用いただけます。

特にご指示がなければ「ツヤあり・UVカット材入り」を使用いたします。

インク

プリント系ステッカーの材料には、フィルム、ラミネートフィルムのほか、インクがあります。インクは、大きく、溶剤系と水性系にわかれます。水性系はどちらかというと室内のポスター等の用途で使われることが多く、ステッカーの主力の粘着塩ビフィルムはほとんどが溶剤系インク用につくられているため、弊社では溶剤系インクを使用しています。

こんなステッカーもあります

こんなフィルムもあります

こんな用途でお使いください